74軒目の記事は、2022年11月に富山県南砺市にある『手打ちそば 萱笑』に行った際の記事です。
リベンジ登山で高清水山&高落場山に登攀し、その後に旨い蕎麦が食べたくなって伺いました。
人気店と言うことは知っていたんですが、どうやら、噂どおりのようです。
開店15分前の11時15分にお店に到着したんですが、ウエイティングシートには、すでに沢山の名前があります。
名簿では、8番目になっていたので、何とかは最初のグループに入れるのではないでしょうか。
開店時間となり、順番に名前が呼ばれ始めます。
「インタネットと電話で予約された方…」と言う店員さんの声で、10人ほどが店内に入ります。
その後、何組か呼ばれて、満席と言うことになりました。
こちらのお店も、隠れ行列があるようです(笑)
そこから、待つわ待ったで、名前を呼ばれたのが12時25分でした。
登山後で背中と腹がくっつくほどの状態なので、席に着くなり、「大えび天ぷらとたっぷりきのこのおろしそば」と注文しました。
実は、喉がカラカラなので、ざるそばだと喉ごしが悪いだろうと、冷やしぶっかけそばを選んだ訳です。
意外なことに、厨房の注文は空いていたらしく、10分ほどで蕎麦が運ばれてきました。
大えびと言うだけあって、どんぶりの端から端まであるほどの、大きなえびです。
まずは、自慢の蕎麦からいきましょう。
汁をぶっかける前に、蕎麦をひと口。
蕎麦の香りも充分で、見た目に淡い色の二八蕎麦です。
地元の砺波市産の蕎麦を冷蔵保管し、通年、使用する分だけを製粉して提供しているようです。
喉ごしを楽しんでも良いですが、一噛み入れて、蕎麦の香りも楽しみたいところです。
きのこは、しめじ、なめこ、舞茸、が使われています。
香りのあるきのこなので、蕎麦と交互に楽しみたいです。
では、メニューの看板にもある、大えびです。
まだ熱い間に、がぶりと身肉に喰らいつきました。
大ぶりの海老に見えますが、ころもは思ったより薄いです。
メニューに、天然の海老を使っているとありますが、ぶりぶりした食感で美味しいです。
何でも、店主が蕎麦と海老が好きなので、考えられた料理なんだとか。
ただ、メニューに書かれている海老の説明がややこしい。
天然で、クルマエビ科の海老で、バナメイエビやブラックタイガーじゃない、と書いてあります。
バナメイエビ・ブラックタイガーも、クルマエビ科の海老ですが、天然(殆どが養殖物)ではありません。
…だとすると、私の考えつく海老は、シータイガーです。
別名、くまえびと言う海老ですが、安定供給できる天然の海老と言うことであれば、それしか思い当たらないです。
(違ってたらm(__)m)
それと、一つだけ、気になったことがあります。
私が食べ終わって帰ろうとしたとき、テーブル席の半分ほどに、予約席の札がありました。
お店の前には、まだ20人以上のお客さんが待っているのに、この状態で電話で予約をとるんですねー。
行列で待っている方のなかには、一見さんで観光目的できている方もいるだろうに、昼食に2時間以上もかかることになると、良い思い出にならないかもです。
ひと言余計でしたねm(__)m
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
【お店の情報】
店名:手打ちそば 萱笑
電話:0763-52-5033
営業:11:30~14:00、17:00~19:30
(土日祝の夜は17:30~19:30)
休日:火曜日