48軒目の記事は、2021年12月に石川県羽咋郡宝達志水町にある『蕎麦処 上杉』に行った際の記事です。
こちらのお店は、親と一緒に食べにきたのが思い出としてあるくらいに、本当に久しぶりの訪店です。
駐車場まで行って、いっぱいだったら他の店に行こうと言う気持ちで行きましたが、運よく駐車場が開いていたので、お店に伺いました。
お店に入り、一人であることを伝えると、窓際の席に案内されました。
すぐにお茶とおしぼりが運ばれてきました。
まずは、メニューを見て、記憶にある蕎麦を探します。
たしか、葛をつなぎに使った更科そばを食べた記憶があったので、店員さんに聞くと、「御前そばです」と即答ではありましたが、数量限定で売り切れたと言うことでした。
なので、十割そば(生粉打そば)の「おろし」を注文しました。
店内はテーブル席が多く並んでいて、少人数のグループ利用が多いようです。
私が伺ったときも、女性のグループが数組いらっしゃっていました。
5分ほどで、おろしが運ばれてきました。
見た目に、シンプルな蕎麦です。
福井県産の在来種を使用していると言うことですが、十割とは思えないほどに細切りにされた蕎麦です。
まずは、蕎麦をひと口。
見た目に喉ごしが良さそうでしたが、やはり、喉ごしは良しです。
続けて、おろしをひと口。
辛味だいこんではありますが、そこまで辛いと言うことはありません。
ツユに付けて、ひと口。
やはり、喉ごしは良いんですが、あまり蕎麦の風味は感じられません。
新そばの時季でもあるので、もう少し蕎麦の香りがあってもよいはずなんですが、ちょっと分かりませんでしたねー。
量的にも少なかったからでしょうか、あまり満足感は得れませんでした。
蕎麦を食べ終わったころには、蕎麦湯、蕎麦粥、名物の水ようかん、が運ばれてきました。
中抜きの蕎麦の実を使った粥は、相変わらずの美味しさで、しっかりと蕎麦の風味がありました。
名物の水ようかんは、口当たりも喉ごしも大変に滑らかで、ほど良い甘さ加減が良しです。
ただ、肝心の蕎麦はと言うと、量的に少なかったと言うのもありますが、蕎麦の風味が全く感じられなかったのが、残念で仕方ありません。
ご馳走さまでした。
【お店の情報】
店名:蕎麦処 上杉
電話:0767-28-4740
営業:11:00~14:00
休日:火曜日、毎月最終月曜日