59軒目の記事は、2022年4月に富山県富山市にある『高志の恵み 玄』に行った際の記事です。
昼食をいただきにお邪魔しました。
以前から行きたかったお店なんですが、はやり病の流行で県外への移動を控えていたので、行くまでにこんなにも時間がかかってしまいました。
しかも、お店の前に車を停めて、お店に入ると満席でした。
予約もせずに、お昼近くに行った自分の責任ではあるんですが、人気店ですかー?
出直そうとも思ったんですが、店員さんに聞くと「席が空いたら電話します」と言われたので、お願いしました。
駐車場で待つ間、何組もの方が、入っては帰り、入っては帰り、人気店決定です(笑)
15分ほど待ったころ、先ほどの店員さんから電話をいただきました。
すぐにお店に駆けこみ、あけていただいた席に座ります。
もう、お腹ペコペコ、すぐに「丸抜粗挽十割(とわり)蕎麦」を注文しました。
ただ、それだけだと味気ないので、山菜の天ぷらの盛合せも注文しました。
やはり、春の山菜はマストです(笑)
10分ほど待って、蕎麦と天ぷらが運ばれてきました。
カウンター上部の照明が白熱灯なので、写真は、思いのほか素っ気ない色になっていますが、中抜きならではの淡い蕎麦の色が食欲を誘います。
食べる前だけど、絶対にうまいやつです。
まずは、蕎麦をひと口。
食べた感じが、十割の蕎麦だとは思えませんでした。
食味だけではなく、自分好みの喉ごし良しの蕎麦です。
それでいて、やさしい香りを口中に残すので、蕎麦をつまむ手が止まりません。
蕎麦をよく見ると、粗びきの中抜きの実が、透けて見えるほどです。
天ぷらは、タケノコ、フキノトウ、山うど、行者ニンニク、の4種類です。
タケノコは、穂先だったので、やわらかくてホクホクです。
行者ニンニクは、鼻に抜ける香りがたまりません。
やはり、旬の山菜は格別ですね。
ただ、一つ気になったのが、ツユに残っている醤油感です。
粗びき粉、さらしな粉、など数種類の粉をブレンドして、丁寧に手打ちされた蕎麦なのに、ツユの塩味がせっかくの蕎麦の味をこわしているような気がします。
ツユが…、ツユが…、と何度となく口にしながら、お店を後にすることになりました。
まー、殆んどの蕎麦はツユを使わないで食べたので、満足感は有り有りなんですけど(笑)
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
*丸抜粗挽十割(とわり)蕎麦 1,210円(税込み)
山菜の天ぷら盛合せ 800円(税込み)
*帰り際、店員さんに聞いたら、山田村産の蕎麦を使用していると言うことです。
【お店の情報】
店名:高志の恵み 玄
電話:076-471-6066
営業:11:30~14:00、17:30~21:30
休日:月曜日