70軒目の記事は、2022年6月に石川県七尾市にある『そば切り 仁』に行った際の記事です。
昼食をいただきにお邪魔しました。
暑い日が続いているので、涼しいところで蕎麦を食べたくなって、こちらのお店に行くことにしました、が…。
知りませんでした。
「あー残念だな」と考えていると、あれっ、待てよ。
中島町のカフェ遊帆で、仮営業してるじゃないかー。
そう遠くないから、とりあえす、行ってみよー。
お店に着くと、確かに看板あります。
ネットの記事のとおり、仮営業されてるようです。
お店に入ると、蕎麦できますと言うことでした。
メニューは、ざる蕎麦、ざる蕎麦大盛り、の2種類です。
とりあえずは、量も分からないので、ざる蕎麦にしました。
お店の中からは、隣接するマリーナのヨットを望むことができ、時折、海の上を流れてきた、塩気を含んだ風が店内を通り過ぎていきます。
海育ちの私にとっては、慣れ親しんだ風になります。
そうこうすると、ざる蕎麦が運ばれてきました。
細打ちの綺麗に揃った蕎麦です。
見るからに、風味が強そうですが、まずは蕎麦を一口。
まず、玄蕎麦の香ばしさ、しっかりとした蕎麦の甘み、見た目以上に野性味溢れる荒々しい蕎麦の味がします。
細打ちですが、蕎麦はしっかりと蕎麦の様相をしています。
風味的には、十割そばの感がありありなんですが、喉ごしも良いので噛むのを躊躇してしまいます(笑)
ツユは、醤油の塩味が感じられますが、なぜか嫌な感じはしません。
どちらかと言うと、好みの味です。
しっかりと節で出汁がとられているためか、美味しさの方が勝っています。
あまりの美味しさに蕎麦をつまむ手が止まらず、5分とかからずに食べ切ってしまいました。
ざる蕎麦を注文しましたが、大盛りにすればと後悔です。
好みの味の蕎麦湯もいただいて、大変に満足いたしました。
食べ終わってから、少し店主とお話をさせていただきました。
中谷家のお店を閉めて、縁があってこちらで営業させていただいているようです。
店主は穴水町の出身だそうで、現在、穴水町に新店舗を建設する予定だそうです。
ただ、年内いっぱいは中島町で営業されているそうなので、何度か食べにきたいと伝えました。
期間限定ではありますが、七尾でこんなに美味しいお蕎麦が食べられるなんて、うれしい限りです。
ざる蕎麦以外の蕎麦も食べてみたいので、それは新店舗での楽しみにしておきます。
ちなみに、蕎麦は福井産で配合割合は9.4割、0.6がつなぎだそうです。
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
【お店の情報】
店名:そば切り 仁
電話:ー
営業:11:00~16:00
休日:水、木曜日