蕎麦's blog

能登・七尾のさかなとして、能登&七尾の美味しい魚を紹介しようとブログを始めたけど、いつのまにか相当の蕎麦好きになってしまった。あまりに蕎麦の記事が増えてきたので、こちらに蕎麦のブログを作ってしまいました。

天然鮎茶屋 さぎり屋@福井県吉田郡永平寺町

36軒目の記事は、2021年7月に福井県吉田郡永平寺町にある『天然鮎茶屋 さぎり屋』に行った際の記事です。

 

昼食をいただきにお邪魔しました。

必要火急に迫られて、県境を超えて福井市に向かうことになったんですが、どうせならと美味しいお店を調べることに…。

越前そば、天然鮎、どっちにしようか、思案に思案を重ねた結果、どちらも提供しているこちらのお店に伺いました(笑)

用向きの予定終了時間がわからなかったので、お店の予約は行わず、飛び込みで伺いましたが…。

 

 

店員さんから「30分ほど待ってくれれば…」と、腹ペコには残酷な言葉が返ってきました。

お腹と背中がくっつく状態で、どうしようかと考えていると、「ここいいよ」と席を空けてくれる方がいました。

ありがとうございます。

お言葉に、たっぷり甘えさせていただきます。

(よっぽど、私が可哀想に見えたんだろうね。)

 

手早く注文を終え、ウーロン茶で一人乾杯です。

まず運ばれてきたのは、鮎を使った「葉っぱ寿司」です。

 

 

鮎は一切れしかのっていませんが、まー、値段(1個132円)が値段ですからね。

母方のおばあちゃん手作りの押し寿司を思いだす、素朴な味です。

次に運ばれてきたのが、天然鮎の塩焼きです。

 

 

 

1匹700円と800円のとあると聞いていたんですが、700円を2匹焼いていただきました。

運ばれてきた鮎、天然鮎だそうだけど、小さいね。

 

 

九頭竜川の天然鮎を、店先でじっくり焼いている様を横目で見ていたので、それは美味しいだろうと2匹注文したけど、ちょっと小さいね。

美味しくはあったけど、庄川沿いの鮎専門店と比べてしまうなー。

ほか、鮎の煮こごりも美味しくいただきました。

 

この時点で、ある程度は満足していたんだけど、地元民なんだろうか「おろしそば 2つ」と言って、ささっと蕎麦を食べ、すぐに帰っていくお客さんを見ていて、やっぱり注文することを決めました。

「すみません。おろしそば1つ。」

テーブル席から厨房が見えるんですが、店主が手際よく、蕎麦を湯がき、水洗いしています。

5分と待たず、おろしそばが運ばれてきました。

 

 

まずは、蕎麦とは別に盛られたツユを、蕎麦に回しかけます。

おろしの山を少し崩しながら、蕎麦とツユをかっこみます。

のど越し良しの、旨いやつです。

薬味は、おろし、ねぎ、かつお節、とスタンダードですが、美味しい天然鮎を食べた後にはこれで充分でしょう。

 

 

ところでこちらのお店、予約した時間に合わせて天然鮎を焼くスタイルのようで、予約したお客さんが来店すると、すぐに焼きたての鮎が席に運ばれていました。

私がお店に来たとき、「予約ありますか?」と聞かれ、「無いです」と答えたときの店員さんの残念この上ない顔は、そう言うことだったんですね。

お客さんの入りを見て、人気店であることは充分に理解できたんですが、予約が必須のお店だったんですね。

お腹いっぱい、ご馳走さまでした。 

 

 

 【お店の情報】

店名:天然鮎茶屋 さぎり屋

住所:福井県吉田郡永平寺町岡上合月36-50

電話:0776-61-1123

営業:10:00~18:00

休日:水曜日

 

 

 

 

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