34軒目の記事は、2021年7月に石川県白山市にある『おそば屋 小幸』に行った際の記事です。
昼食をいただきにお邪魔しました。
金沢に所用があって近くまで行ったので、「とうへんぼくな仲間」の一店、小幸さんに伺いました。
お店に着いたのは開店の20分前、駐車場に先客の車はなかったので、どうやら今回は一番乗りになりそうです。
待つこと20分、開店時間ちょうどにお店が開き、店先に暖簾がだされました。
お店に入って、まず、手指の消毒をすませ、体温を計測し、窓際のテーブル席に座りました。
店内は、コロナの感染防止対策が徹底されており、対面席にもアクリル板が設置されています。
しっかりとした対応がされています。
まずは、メニューを覗き見て、注文する料理を考えます。
やっぱり、先頭に書かれている「おろしそば」に目がいきますが、「とうへんぼくな仲間」のお店と言うことは「白山のなめこを使っているかも…」と思ってしまい、「なめこおろしそば大盛り」を注文しました。
大ぶりのなめこに目がないんです。
しばらく待つ間、ポツリポツリとお客さんが入ってきました。
店内は、席の間隔もとられているので、それほど気にせず座っていられます。
なめこおろしそば大盛りが、運ばれてきました。
こちらのお店は初めてなんですが、ちょっと蕎麦のイメージが違っていました。
「とうへんぼくな仲間」のお店と言うことで、勝手に唐変木の蕎麦をイメージして、もう少し武骨な蕎麦を想像していたんですが、繊細そうな蕎麦でした。
蕎麦、一本、一本、に蕎麦の核が見てとれます。
まるで、蕎麦の核を一本の蕎麦に紡いでいるようです。
それでは蕎麦を、ひと口。
香りはそれほど強くはありませんが、蕎麦の味は強く感じます。
おろしを絡めて、ツユをつけ、更にひと口。
まず、先んじておろしのさっぱり感を感じますが、噛むほどに蕎麦の旨みを感じます。
これ、旨いっす。
薬味は、おろし、ネギ、きゅうり、なめこ、です。
蕎麦の薬味にきゅうりは初めてですが、なめこは大ぶりで食べごたえありです。
夏向きのさっぱりした薬味は、蕎麦に涼を感じさせます。
気づけば、皿は、あっという間に空っぽになっていました。
旨い蕎麦は、減るのが速いです(笑)
蕎麦と薬味の組み合わせもよかったんですが、今度伺ったときは、純粋に蕎麦の味を楽しみたいので、「おろしそば」を注文しようと思います。
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
【お店の情報】
店名:おそば屋 小幸
住所:石川県白山市新成1丁目311
電話:076-259-1841
営業:11:00~15:00
休日:火・水曜日