81軒目の記事は、2023年7月に岐阜県大野郡白川村にある『白川郷特産品直売所 長助』に行った際の記事です。
昼食をいただきにお邪魔しました。
白山白川郷ホワイトロードも開通したので、三方岩岳~野谷荘司山までを散策しました。
登山終わり、白川郷の湯でひとっ風呂入り、昼食は蕎麦にしようと思います。
目当てのお店に向けて、車を走らせていると、道端に蕎麦の文字が…。
今まで、あまり気にも留めずに通り過ぎていましたが、こんなところに蕎麦のお店があったんですねー。
興味を駆り立てられて、こちらのお店に入ってしまいました。
お店の風合いは納屋風と言ったところですが、開けっ広げで開放感ありの造りです。
店前には水車が音を立てて周っていて、これまた、風情ありの様です。
さっそくお店に入り、カウンター席に陣取ります。
メニューは、温かい蕎麦、冷たい蕎麦、の2種類のようです。
私は、冷たい蕎麦(もりそば)を注文しました。
お店は、夫婦?二人で営業されているようです。
テーブル席が3つ、カウンター席が3席、それほどに大きくないお店です。
5分ほどで、もりそばが運ばれてきました。
大きな青葉に盛り付けられた蕎麦は、どことなく、色が薄く感じます。
店主から、
「蕎麦は家の息子の手作りで、キクラゲは私が作っています。
豆腐は、2.5倍の量の大豆を使っており、箸が折れるのでお気を付けください。
漆器は、150年前の輪島塗りの器を使っています。」
との口上を聞かされます。
淀みなく口をついているので、毎度の口上なんでしょう。
まずは、蕎麦をひと口。
蕎麦のつるんとした喉ごしは良しですが、蕎麦の風味が殆んど感じられません。
つけ汁に関しては、シイタケの風味が強すぎて、ひやむぎのつけ汁で食べているようです。
自慢の豆腐は、たしかに濃厚な大豆の味がインパクトありですが、箸は折れません(笑)
お土産の豆腐があれば、購入していきたい一品です。
キクラゲも、コリコリ食感は蕎麦の良いアクセントになります。
ただ、肝心の蕎麦の割合を聞いていないので、帰りに確認すると「四分六」と言うことでした。
雰囲気も良く、喉ごし良しの蕎麦で、しかも大盛りで800円なので、ある程度は満足なんですが、あれだけ饒舌に語るのであれば、もう少し、蕎麦の割合に気を使ってもよろしいのでは…。
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
三方岩岳~野谷荘司山の風景写真も少し
【お店の情報】
店名:白川郷特産品直売所 長助
住所:岐阜県大野郡白川村鳩谷486-1
電話:05769-6-1236
営業:11:00~15:00
休日:なし
URL:https://ota-farm.crayonsite.com/