84軒目の記事は、2023年7月に長野県松本市にある『手打そば わたなべ』に行った際の記事です。
昼食をいただきにお邪魔しました。
以前から興味があったお店で、時間が合えば、行ってみたいと思っていました。
今回、思いのほか、登山の下山が早くなったので、お店に伺ってみました。
お店に着いたのは、14時過ぎでしたが、営業しています。
お店に入り、まずはメニューです。
もりそば、かけそば、が売りのようなので、もりそば(大)を注文です。
それにしても、もりそばの大盛りが600円って、安いですねー。
調理は、高齢の女性店主が行っています。
急ぐ訳でもないので、のんびりと待つことにします。
もりそば(大)が、運ばれてきました。
一緒に添えられているのは、稲核菜(いねこきな)漬けです。
風穴と呼ばれる風をとおす洞窟に保管され、独特の味わいになる地域の漬け物だそうです。
でも、まずは、蕎麦をひと口。
不揃いの細打ち蕎麦は、やわい蕎麦で甘みを強く感じます。
つけ汁には、塩味は感じないものの、わずかですが酸味が感じられます。
稲核菜は、野菜の食感はあるので、漬ける期間は短いのかもしれませんが、酸味は感じられます。
この独特の酸味は、漬け汁の味なんでしょうねー。
ちなみに、稲核菜はサービスのようです。
帰り際、蕎麦のことを聞いてみると、蕎麦は二八蕎麦で地元の蕎麦粉を使っているようですよ。
人里離れたようなところにある、趣きのある蕎麦屋さんですが、実家に帰ったかのような雰囲気がありました。
お腹いっぱい、ご馳走さまでした。
それと、最近、蕎麦屋さんを巡って思うことがあるんですが、どこに行っても最初に蕎麦茶がでるんです。
私としては、そのお店の蕎麦を打ったお水を、まずは飲みたいと思うのですが、私だけなんでしょうか。
まー、こちらのお店の一杯のお水も、大変に美味しかったですよ。
【注意】こちらのお店には、トイレはないようです。
【お店の情報】
店名:手打そば わたなべ
住所:長野県松本市安曇稲核2897
電話:0263-94-2507
営業:11:30~15:30
休日:水曜日